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2015年4月 8日 (水)

コーチングと更年期症状の関係

今日は、とても話しにくいお話に踏み込みます。

私は1年4ヶ月コーチングに従事しています。
始めは気がつかなかったのですが、昨年の半ば頃に気がつきました。

男女とも、

「更年期症状を克服したい、
心の揺れをマネジメントしたい」

という要望が
コーチングを受けるきっかけになっているケースが、割と多いのです。

全部が全部ではありません。ケースとしては数割以下なれど、でも多い。
コーチングは色んなニーズが複合して「受けたい」と思うものですから。
他のものと複合して、私に「ニーズの一つ」としてお話いただいています。

苫米地式コーチングは確かに、この要望の精神面、
つまり心の揺れに対しては有効です。

※医療のように効果があるというわけではありません。
(それは、医師法や薬事法等の違反になっちゃいます。)

なぜならば、もともと苫米地博士は「クライシス・サイコロジー」などで、
きちんと「心と体は一体」という観点で、
コーチングをホリスティック(包括的・全体的)にとらえており。
コーチの側も広い視点から、クライアントさんにアプローチします。

メンタル面でサポートし、クライアントさん自身で
個別の問題に対する解決策を見いだせるように、コーチング後はなるでしょう。
そういったマインドの使い方はご案内はします。
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しかしながら、私としては皆様にこの場で注意喚起をせねばならないのです。
コーチングは医療ではないし、コーチとは心理カウンセラーでもなければ、
臨床心理士でもありません。

私としては、症状が強いのであれば、医師にかかることを厭わないで欲しいのです。
幸い、男女とも更年期に対応する治療法は以前に比べて確立しています。
情報も製薬会社や、色んな方が発信していて、得やすくなっています。

私の場合、気がついたのはクライアントさんが理知的な方で
「私、更年期かも」と、ハッキリとおっしゃって下さったからです。

更年期は本当に大変なのです、男女ともに。
思っている以上に精神の揺れ・振れが激しい時期がある人もいて、
人によっては嗅覚などにも影響が出ます。

女性の場合、極端な場合は旦那さんの臭いが受け付けられなくて
レスになる場合だってあります。

これは当然です。自分を責める必要は全くなく、
心と体は一体なのですから、拒絶したいというのは本能的なものです。

男性の場合はEDなどが症状として出る場合があります。
男性としての機能は自信のもとですから、じわじわとボディブローのように
他の領域の自信にまで影響を及ぼすケースを私はクライアントさん以外にも、多数拝見しています。

私に対するコーチングのニーズや主訴としても、EDの悩みは実際に多いのです。
男性は周りに言いづらい分、女性よりも大変かもしれません。 
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でも、数年経てば更年期は(たいていは)おさまります。
ですから、周りの方からメンタルのサポートを受けるべきではあると考えるのです。 

誰だって、始めは自分の症状を認めたくないです。
受け入れるまでタイムラグは生じます。

ですから、コーチングでメンタルのサポートはしますが。
いかんせん、医療などの他の領域を侵食するのは、コーチングという仕事としては
職業倫理上よろしくない。

西洋式医療も受けて、コーチングも受けましょう。
両方を併行して利用する。それがベストです。

本来のあるべき姿、つまり医療をきちんと受けたり、
家族や友達に打ち明けて、互いに支えあっていただきたい。
友達から得る情報って、悩める現場の役に立つケースが多いです。 

日本は儒教文化で「恥」が先にたって、なかなか難しい部分があるのは承知していますが。
私のコーチングは単価が高いということもあるし、更年期はやや中・長期のものという現実もあり。
現場でクライアントさんの悩みに直面すると、そのように感じます。
=まゆみより= 

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