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2013年12月29日 (日)

お花の生け方に思う

私は生まれも育ちも金沢。
石川県の金沢市は城下町です。伝統ある町。
だからなのか、玄関に入ったところに、お正月はきちんとお花を飾ります。
水盤に水をはり、剣山を入れて、松や菊などのお花をいけるのです。

父は祖父母と同居しております。実家が二世帯居住住宅なのです。
だから、玄関のお花は毎年祖母がいけてました。今は、祖母は介護施設におります。
このお花の選択やいけ方というのは、大変にいける人の個性が出ます。

私の祖母は、際立った美人というわけではありませんが、小太りで、華やかな感じでした。
昔、何でも石川県で2番目に運転免許証をとった女性なのだそうです。
押しが強い、しっかりした、どちらかというと行動派の女性。


私は彼女に性格が似ていると言われる。そうかなあ?
祖母は末っ子で、私は長女。考え方はだいぶ異なります。
「なよなよ」と、していない点では確かに似ているかもしれない。

祖母は我慢強くて、言い過ぎないようにちゃんと黙っていることができる女性だったので、
何だかんだと衝突はあったけれど、母との同居が成功したのだと思われる。


そんなわけで、祖母の花のいけ方はとても派手でした。
「どかっ」と、葉牡丹が大きな葉の松の根元に生けられる。
それが、とても美しいのです。
どうやら祝い物の「生け花」は、派手な方が良いらしい。

一方の母のほうは、どちらかというと「なよなよ」と清楚な花の生け方でしたので。
草月流の師範ではあったのですが、祖母に完全に負けていたのでした。

生け花も度胸が必要だ。そのように思うのでした。
=まゆみより=


 

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