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2013年12月 2日 (月)

エロい色の車

今年の夏、北欧の自転車ツアーに出かけた際。

ベラルーシへの入国と、出国でそれぞれ2時間半ほどかかったのです。

係官の制服の帽子のつばが、なぜかやたらと大きかったのを覚えています。


そのとき、国境の検問所では、なぜか高級な車も見かけるのです。

すでに通って来た、エストニアのタリンなどでも、旧市街に高級車が路上駐車

されていたものだから、みんな目が肥えてしまっております。


ベラルーシへの入国だったか、出国のどちらだったか忘れたのですが、

高級な(メーカーを忘れました)つや消しブラックの車の中に、

大きなでかい犬が乗っていたのです。

私は車に興味があまりないので、オープンカーだったかどうかも忘却のかなた。

でも、超・派手な車だったのは覚えております。

「そんな外車くらい、東京の青山や表参道、渋谷にいけばたくさん見られるじゃん」と、

そう言えばそうなんですけれどもね。

国境ではとにかく待たされたので、我々はヒマだったんです! 車の話に自動的になる。


「黒のつや消しもいいよね。皮のシートに赤がきいているところが、またエロくていい」

「黒に白のインテリアなんかもいいよね」


「いや、やっぱりフェラーリのレッドでしょう。永遠の憧れ」

「そういえば、フェラーリをドコドコで見たな、あれは◯◯の型だった」

「いや、フェラーリは△△と□□にも遭遇した」

「フェラーリは黒のボディに赤の内装がいいだろう。△△が□□で・・・」

「僕はやっぱりポルシェ。買うならつや消しではなく、ツヤツヤにひかれる。」

「黒の内装にマゼンタピンクなんかも洒落てていいよね!」

などなど・・・男性陣の会話がほとんど左から右へ抜けていく私。

車の世界は、よくわからん!


「あのう・・・その車のカラーって。女性に着せたい下着のカラーの好みと一緒ですか?」

と、私。しばし無言ののち、「むっ」とした男性陣。

「まあ、間違ってはいない」

「いや、そうではなく。全く異なるぞ、その話は。車は男のロマンだ!

それが、どうして下ネタにいくの?」

それでも、さらに主張する私。

「でもさ、でもさ・・・黒・赤・ピンクが扇情的なカラーで、そそられるって事でしょ?

それでもって、ときどき白なんでしょ?  共通しているように思うんですけれど。」


そんなわけで、下着の色の話はすぐに終わり。

男性陣はさらに車のエンジンなど性能の話で、その後もしばし盛り上がっていたのでした。

国境線上のお話です。

=ジャスミン=

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