エロい色の車
今年の夏、北欧の自転車ツアーに出かけた際。
ベラルーシへの入国と、出国でそれぞれ2時間半ほどかかったのです。
係官の制服の帽子のつばが、なぜかやたらと大きかったのを覚えています。
そのとき、国境の検問所では、なぜか高級な車も見かけるのです。
すでに通って来た、エストニアのタリンなどでも、旧市街に高級車が路上駐車
されていたものだから、みんな目が肥えてしまっております。
ベラルーシへの入国だったか、出国のどちらだったか忘れたのですが、
高級な(メーカーを忘れました)つや消しブラックの車の中に、
大きなでかい犬が乗っていたのです。
私は車に興味があまりないので、オープンカーだったかどうかも忘却のかなた。
でも、超・派手な車だったのは覚えております。
「そんな外車くらい、東京の青山や表参道、渋谷にいけばたくさん見られるじゃん」と、
そう言えばそうなんですけれどもね。
国境ではとにかく待たされたので、我々はヒマだったんです! 車の話に自動的になる。
「黒のつや消しもいいよね。皮のシートに赤がきいているところが、またエロくていい」
「黒に白のインテリアなんかもいいよね」
「いや、やっぱりフェラーリのレッドでしょう。永遠の憧れ」
「そういえば、フェラーリをドコドコで見たな、あれは◯◯の型だった」
「いや、フェラーリは△△と□□にも遭遇した」
「フェラーリは黒のボディに赤の内装がいいだろう。△△が□□で・・・」
「僕はやっぱりポルシェ。買うならつや消しではなく、ツヤツヤにひかれる。」
「黒の内装にマゼンタピンクなんかも洒落てていいよね!」
などなど・・・男性陣の会話がほとんど左から右へ抜けていく私。
車の世界は、よくわからん!
「あのう・・・その車のカラーって。女性に着せたい下着のカラーの好みと一緒ですか?」
と、私。しばし無言ののち、「むっ」とした男性陣。
「まあ、間違ってはいない」
「いや、そうではなく。全く異なるぞ、その話は。車は男のロマンだ!
それが、どうして下ネタにいくの?」
それでも、さらに主張する私。
「でもさ、でもさ・・・黒・赤・ピンクが扇情的なカラーで、そそられるって事でしょ?
それでもって、ときどき白なんでしょ? 共通しているように思うんですけれど。」
そんなわけで、下着の色の話はすぐに終わり。
男性陣はさらに車のエンジンなど性能の話で、その後もしばし盛り上がっていたのでした。
国境線上のお話です。
=ジャスミン=
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