べんがらの壁(石川県金沢市)
石川県金沢市は城下町。
私は生粋の金沢っ子であります。今年、東京に出て来ちゃいましたが。
私の実家は金沢市にあり、二世帯居住住宅です。
祖父と祖母の好みで、客間の和室はべんがらの赤い壁でした。
布団とかをこすらせると、朱色がうつってしまって、たいへんなのです。
金沢市はなにげに派手な文化を持っています。
このべんがら色の壁は、対なのか青いバージョンもあり、そちらは群青といいます。
金沢料亭・壽屋(ことぶきや)さんの店主が、最近その話題をfacebookでしていて、
「ああ、こちらは青いんだなあ」と、思って見てました。濃い・深い青色です。
私は妹と弟がいるので、一人一部屋だと、部屋が足りなくなり、
その赤い壁の部屋で寝起きしていた時期があるのです。
四方が赤いのよ・・・赤いカラーが私の精神に影響を与えるのかどうかが当時は気になりましたよ。
実際のところはどうだったのだろうか?
住んでみた実感として、和室は冬に寒いのです。
窓のガラスが一重だったので、一度朝に寒さでくるぶしがつってしまい、
びっこをひいて会社に1週間出勤したことがあります。
顎関節症の原因ともなっていたのではないかと、今となっては思います。
和室は換気ができる分、寒さがダイレクトに来るようです。
皆様のお家は完全洋間でしょうか?
最近の家は防寒の部分がちゃんとしていて、暮らしやすそうであります。
=ジャスミン=
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