TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体(苫米地英人・箱崎空)
先月(2013年9月)下旬に出た、苫米地博士の新刊がこちら。
『TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体』(サイゾー刊、箱崎空氏との共著)
政治の本って、私は読むと考えちゃって周りの音が全く聞こえなくなるので、
電車に乗ってこの本を読んでたら、2回ほど降りるべき駅で降りそこないましたよ。
以前、当ブログでご紹介しました、ネット書籍&ブックレット
『TPPが民主主義を破壊する!』の完全版です。
後ろの方の章で、TPP賛成派の方のご意見に対して、逐一、
詳細に苫米地博士が反論している部分が易しい言葉でとても分かりやすいです。
「TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体」は、先に答えを言ってしまいますと、
アメリカではなく、多国籍企業とグローバル資本家達なのであります。
TPPとは、秘密条約である上に、国家主権を超えて、国内法を改正させる
威力を持っているところがイカンのだと。
民主主義がないがしろにされるんだよ、ということです。
カラクリが難しいので、本を読んで下さいまし。
他には、以前にご紹介した、「山田元農林水産大臣と苫米地博士の対談動画」が
とても分かりやすいです。今回の本では文字におこされています。
TPPに参加すると、多くの利権団体が損をするように読めるのです。
具体的には、お医者さん、農家、土建屋さん、などなど。
なのに、あまり大きな反対の声が上がっていないのが不思議です。
この本を読むと愕然とするはずなのですが・・・
昨日、新宿・紀伊国屋書店の新刊本の平積みコーナーで、
この本のところだけ、「がくっ」と本が減っていたので(補充が足りないみたい)、
「ああ、売れているのだなあ」と、思って見ておりました。
他にスッキリと明解にTPP反対論を解説している書籍がないのかもしれませんね。
=ジャスミン=
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