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2013年9月 6日 (金)

武術のケガと西洋医学(苫米地博士)

先日、苫米地ワークスで古武術を習っているというお話をしました。

苫米地博士は長男で、山内上杉流の継承者です。

祖父の苫米地英俊氏(衆議院議員)が講道館の理事だったのですが、

お孫さんにあたる他の家に男性がいないからなのだそうです。


博士はそれで幼少の頃から、祖父のお弟子さんに柔道を習っていて、

練習の最中に右腕を大きく骨折したのだそうです。

道場に親しい接骨院(だったはず)がありましたが(つまり東洋医学的治療)、

そこでは複雑すぎて結局治らず、大きな外科手術をしたのだそうです。

博士は全く隠さないので、半袖のシャツやノースリーブの服を着ているとき、

よく見ると、右腕に白っぽい筋がうっすらと残っているのがわかります。

綺麗にくっついていますが、筋がかなり上下に長いので、

とても大きいケガだったのがよくわかる。


今年、『ガンを克服する脳』の著書が出た時期、

博士は、気持ちで病気が治る部分は大きいものの、西洋医学の手術も、

本人が治るという確信が持てるならば、積極的に取り入れた方がいい、という

主旨のお話をしております。


「目でガンの腫瘍の部位が見えるのに、治るっていう確信が持てないでしょう?

だったら、外科手術で腫瘍をとったほうが、本人にとってよい(場合もある)。」

という理屈です。

そのとき、「なぜならば、東洋医学では治らないものがあるって、

幼い時に自分の体で経験しているから。」という関連で、

このケガの話も披露されておりました。


苫米地博士、結構淡々とお話されておりますが。

幼いころにこれほどまでに大きい怪我をするって、

幼心にはメチャクチャ怖かったのではないかと推察します。

「長男だからって、何で僕がこんな目に」と、恨んだり、

「痛いのが長いよう」とか、

「もう右手が治らなくって、動かなかったらどうしよう」とか、

不安に思ったはずなのですが。そういう感情のお話はございませんでした。

このケガ、綺麗に治ってよかったのだと思います。

その右手で主にエレキギターを弾いていらっしゃるのですから。


博士は後継者育成に熱心で、だから現在5人ほどいる師範代の方達に

一生懸命、古武術の技の指導をなさっています。

大変ながら、楽しそうでいらしゃいます。

=ジャスミン=

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苫米地英人博士(ドクターとまべち)」カテゴリの記事

コメント

ジャスミンさん、苫米地博士の記事、ありがとうございます。

苫米地博士といい、ジェームスさんといい、全てにおいて優れた能力をお持ちなんですね。
もともとの資質ももちろんですが、それをたゆまぬ努力で磨きあげてきた精神力、尊敬致します。

そして、そのお二人についていけるジャスミンさんも、本当にすごい!!
私は、先日のジャスミンさんのシップかぶれやアザを見ただけで、降参、という感じです(笑)

武術系は、とてもついていけそうにないけど、コーチングとか英語のセミナーとか行ってみたい気がします。

投稿: ひまわり | 2013年9月 7日 (土) 01時48分

ひまわりさん、おはようございます。
本当にその通りなのです。努力の結果成功していらっしゃって、それを自慢しないところがお二人とも凄いです。

私のことまでお褒めいただいて嬉しいです。ありがとうございます。

博士のコーチング関連のセミナーやコースはオススメします。
博士ご自身と、ルー・タイス氏のコーチングの技術体系がしっかりしているので、日本では他の追随を許しておりませんから。ぜひ。

投稿: Jasmine | 2013年9月 7日 (土) 07時44分

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