あなたが傷つきやすいのは、あなたのプライドが高いからだ
私は今年の夏から時々教会に行き、英語の聖書の読み合わせ会に参加しています。
夏の間は「コロサイ人の手紙」を読んでおりました。
英語の響きは「ころしあん」です。
この読み合わせ会、平日の朝にあるので、会社を定年退職した方とその奥様、
独立した事業をなさっている方など、時間がとれる方が参加されています。
皆様インテリなのです。ビックリした。
・・・まあ、英語で聖書を読もうなんて方々は、インテリでございますわね。
完全に私、および私を誘って下さった友人女性は、
世の経験豊富な彼ら、彼女達には「迷える子羊」扱いされ、
「主よ、この迷える子羊達を救いたまえ」と、
参加者女性からは、イエス・キリストにお祈りを捧げられております。
40歳にして惑えるワタクシは子羊。
さて、聖書の読み合わせ会の後、希望者はさらなる勉強会というか、
対話会に参加できる時があります。
対話を拝聴していたら、さすがに長年のクリスチャンの方同士、
非常にアカデミック&観念的なお話をしていらっしゃる。
(苫米地博士のいうところの「抽象度の高い」お話。)
その中で、男性の方が話していたのが、こんな内容。
「私は胃の病気で長いこと入院し、職を失った。
再度仕事を見つけようとした時、自分の職歴や資格に対して
納得できる仕事が見つからず、結局今までとは違う仕事を営むことになった。
その時の悩み・苦しみは大変なもの。
『この苦しみはどこから来るのか』と悩んだとき、
キリストの教えに立ち返った。
今日牧師様が聖書を解説している時、おっしゃった言葉に『はっ』と、させられましてね。
『傷つきやすいのは、あなたのプライドが高いからだ。』と。
あの時、私のこの苦しみは他者や外部が与えるものと思っていたが。
結局は自分の我であり、内面の問題なのだと。」
聴いていて、「なるほど」と、思ったのでした。
私はとても高名で立派な方が、時々「とさかにきて」いらっしゃるのを
拝見することがございます。
時に過剰だと思っていた。
それは、その方のプライドが高いからなのですな。
プライドが高いことは良いこともあります。
自己研鑽を積み重ね、世に恥ずかしいことはしないように生きることができる。
その一方で、デメリットもあるのですね。
私はプライドが高いのか、低いのか。
前者だと言われることが多いので、
同様に気をつけないといけないのかも知れません。
=ジャスミン=
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