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2013年7月10日 (水)

麩菓子(ふがし)

今年になって、苫米地博士の苫米地ワークスに行ったとき、

私は初めて「麩菓子」なるものを知りました。

それは、コレ。

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初めて見た時、かりんとうのデカイのだと思っていた。

フワフワしていて美味しいものなのですね。


苫米地ワークスに苫米地博士が講義や実技指導に来るのは夕方です。

博士は前の仕事が終わってからすぐいらっしゃるので、ご飯を食べる暇がなく。

そのまま夜までワークスが続くから、合間にお菓子を博士は食べている。

スタッフの方が、博士の好みに会わせて準備するなかに、これが入っていたのです。

つまみやすく、食べやすいのでしょうね。苫米地博士は江戸っ子なのですな。

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私は金沢生まれの金沢育ち。

金沢市も城下町ですから、お麩が料理によく出てくる文化です。

飾り麩(細工麩)なんかが有名。お吸い物に浮かべるのです。

生麩に麩まんじゅう。

車麩のようなでかいものは、学校給食にも出てきます。


お麩の「不室屋」さんのホームページがわかりやすいので、

興味があるかたはご覧くださいませ。

金沢の郷土料理の「治部煮(じぶに)」には、すだれ麩を入れるのがお決まりです。


でもね。「麩菓子(ふがし)」は、見た事ないなあ。

だいたい、何で麩に黒砂糖? 白砂糖じゃなく? 色が悪くなるじゃん?

所変わると品(しな)変わる。色んな発見があります。

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ちなみに、亡くなった私の母は麩が嫌いでした。

幼いころに腎臓の病気にかかって入院した時、病院食が麩ばっかりで、

イヤな記憶に麩が連想されるらしく、自分でつくる料理に麩を入れるのを拒んだ。

金沢の家なのに、麩の卵とじが食卓に出たことがございませんでした。

=ジャスミン=

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