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2013年7月31日 (水)

政治家とはこのようにしゃべるもの

当ブログで時々話題にのぼる、祖父の話です。

私の母方の祖母が聴かせてくれた話で、妙に印象に残っているのです。


祖父は金沢大学の経済学の教授でございました。

退官してから、出身である東京の方に戻った。

とある選挙戦の時期。

テレビをじっと見ながら、祖父は祖母に言いました。


「大学教授というのは、相手が『賢い』と、思ってしゃべる。

政治家というのは、相手が『バカ』だと、思ってしゃべる。」

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非難しているわけではありません。逆です。

求められる喋り方のスタイルが違うのだと。

祖母は祖父の発言を、けだし「至言(しげん)」だと。そう思ったらしい。


政治家さんは、相手にわかりやすく喋るのがお仕事ですものね。

大学教授だって、そうなハズなのですが。

「同じ口ばっかり達者になって、その口で食っとる職業でも、勝手が違うわいね。」

と、いうことらしいです。

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先日、青山一丁目のスタバでお勉強していたらば、参議院選挙の時期でしたので、

「新党大地」の鈴木宗男さんが選挙カーでやってきて、

手にマイクを持って、呼びかけながら通りすぎてゆかれましたよ。

昨年末、北海道で選挙のお手伝いをちょっとだけしたワタクシ。

鈴木宗男さんが手をふる姿を見つめながら、ふとこの話を思い出したのでした。

=ジャスミン=

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