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2013年5月30日 (木)

ツール・ド・北欧4日目(タリンからパルヌ)

おはようございます。

5月30日(木曜日)の今日から、走者は本格的に走り始めます。

南下というか、西進というか。陸地をずっとになります。


エストニアの首都タリンから、パルヌまで。

ひたすらまっすぐな道なのです。

朝の8時に出発、2時間ほど小雨が続いたので、体力が奪われました。

寒くはないのですが、ぬくくもない雨。

Photo_5

タリンの街の中は、ライラックと、街路樹に白い花が鈴なりです。

(白い花の名前を私は知りません。)


タリンの街から出る幹線道路の白線が厚みがあり、濡れてスリップするのです。

左側を90キロなどの高速で車が通りすぎます。

「こんなところでコケるなんて、冗談じゃない!」

走者、ひやっとしながら、必死でバランスをとります。


皆で泥のしぶきを跳ばしながら、一列で走っているときに、

ふと私の自転車は後輪が重くなり。

白線をまたいだときに、ものすごいスリップがおきました。何事?

他の走者の前輪がパンクしたので、走者全員停止。

私も止まって後輪を確認したら、タイヤに空気が入ってません。パンクです。


いわっきーとコーチのKさんが脱着をしてくれましたが、

2台同時だと骨が折れます。

「もう、しょっぱなからこれかい。雨の中。勘弁!」という気分です。

全身、どこもかしこも泥だらけ。

Dcf00007_3

その後は晴れ、ガツガツと、ただただ真っすぐに走ります。

平坦にして単調。家も町もなく。草原・林・草原・林・・・

白線と砂利の路肩の間は狭いです。その狭いところをずっと通るのです。


(写真のところはバス停の部分なので路肩が広い。

その先にある細い路肩がずっと続くんです。)


集中力が切れたら、白線からはみ出ます。

まるで禅の修行のよう。淡々と、走ることに集中してガツガツ走るんです。

Dcf00009_2

私は何度も、途中白線から出て、道路の方にふくれて走っていたらしいです。

4回ほどそうなった記憶がある。でも、もっと多そう。気をつけます。


無事、午後3時くらいにエストニアのパルヌに入り。

雨の中、早めに夕食を食べに行きました。

今日も早寝します。今日を含め、5日間は長距離を続けて走ります。

(追伸)

私の自転車はパンクで外側のゴムも取り替えたので、後の車輪が黒くなりました。

Dcf00014_2

(写真の場所はラトビア・リトアニアの国境)

=ジャスミン=

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