おはようございます。
今日から4月ですね。
会社に在籍していた時には、年度更新で慌ただしい時期でしたが。
今朝はゆったり。スタバで書類整理と勉強しています。
昨晩、『パワートーク』の本を読んでいて、思い出した話があるのでご披露を。
先月(3月)、私は自転車のコーチが行う「トライアスロン・クリニック」に
参加いたしました。2回目です。
これは、トライアスロンを知らない方に、いったい何なのかを
分かりやすく教えるものです。私は2回目の受講。
初回の直後に、京都の北の方でトライアスロンの短いのを一度経験しましたので。
2回目の話は、視点が変わって楽しむことができました。
自転車を購入するための基礎知識において、今回教えてもらったことがあります。
自転車のタイヤというのは、パンクするのです。
トライアスロンの最中にパンクしたら・・・悲劇です。
あんなに苦しい状態に耐えている最中、肝心のところでパンクって。泣ける。
そんなマシントラブルは避けたいもの。
「パンクしない秘訣、教えましょか?(京都弁)」と、コーチが言うので、
「ききたい!」と、即答したら、思いがけない答えが返ってきました。
「タイヤを新しいのに替えておく(んやで)」
・・・頭の中で理解するのに数秒が経過。
あれれ? てっきり走り方(ポジション)とかの違いかと思っていたのに。
そうか、「大会の前に、まっさらの新しいタイヤにしておく」と、いうことか!
そりゃそうだ。新しいもののほうが、パンクのリスクは減ります。
だって、痛んでいないんだもの。
聞いたら、当たり前の話。
なのに、多くの人がなぜやっていないかというと。
「面倒だから」「知らないから」「気がついていないから」
あれです。ジェームス・スキナーさんがセミナーで言うところの、
「DMD(Difference makes difference 違いをもたらす違い)」だな!
私の中で、目からウロコだった。
段取り8分。準備でカバーできるところは多い。
要するに、レースの勝者というのは、
「やれることを全てやっている人」なのであります。
「メカニックを理解し、メンテナンスも行う選手」という、このマルチな能力を
持っているところが重要なのであります。
先日、オーディオ・ブックで、本田直之さんの『パーソナル・マーケティング』を、
読んだところ、中にトライアスロンのプロの選手だったのだけれど、
大会中にパンクし、その後お医者さんとしてスポーツ領域で活躍されている方の
お話(ストーリー)が披露されておりました
私の中で、何だか気になっていたのです。
何というか。「何かが彼に足りなかったのだろうな」と。
「不運」という一言で済ましてはいけない、何かがあったのではないか?
タイヤの話は、その引っかかっていた部分が解決された思いでした。
試験勉強も、仕事も、失敗した時には何か原因があって、
その背景には、自分の知らない異なる分野の能力や知識が必要だったり、
弱点だったりしませんかね。
成功するためには、その部分の克服が必要。そんな風に感じました。
(長い話にお付き合いいただき、ありがとうございます。)
=ジャスミン=
最近のコメント