サイゾーというメディアの存在意義(その1)
こんばんは。
私はブルーな気持ちが続いております。
イマイチ後ろ向きな本日ですので、ちょっぴり回想を書き留めておこうと思います。
書き留めておかないと、当時の感覚が色あせていきそうだから。
私の会社では朝礼で交代でスピーチをするのです。
今朝、ネタに困ってこの話をしたもので。やっぱり書いておいた方がいいと思い。
昨年、10月下旬に東京へ行った際。
イタリア自転車ツアーのお仲間の方が、とあるイベントでミニ講演をすることに。
(彼女の講演、素敵でしたよ。)
講演者と聴講者とも、ジェームス・スキナーさんのセミナー参加者が多い
催し物でして。司会者も、講演の話し手もその関係で知っている方が多かったです。
場所は大久保。夜、開演をだいぶ過ぎてから到着しましたところ、
私のお仲間の講演の一つ前のゲストが講演をしておりました。
大東萌さんというMCの可愛らしい方です。
でも、横にお名前を知らない男性がいる。それが、久保田武蔵さん。
大東萌さんが、彼に質問する形式で、久保田さんのトークが続いていた。
自称、総合格闘家で、アメリカの4冠王。
彼については、以前のブログの記事に詳しく書きましたので、
そちらを見ていただければと考えます。
年を越してからも展開があり、最近落ち着いて、振り返って思うことは。
(1)人の前で、ペラペラと大ウソをつく詐欺師がいるのだ、
という事実に愕然としたのと。
(2)独立したメディアの存在がいかに大切か、ということ。
今年に入ってから、久保田武蔵さんが、
館山市の大使を辞任したことからも推測しますに。
やっぱり経歴詐称の詐欺だったようなのです。
事が大きくなりすぎて、本人も弁解しにくそうな雰囲気です。
「調子の悪い相手を不可抗力で殺してしまった」とか、
「体操の会員が10万人を越している」とか。イベントの場で彼はのたまう。
私も数字の面は計算上、おかしいと思っていました。
(だから、ブログの文面も「想像がつきませんが」と、ヘンな感じに・・・)
後からわかったのですが。
この会員数は、ベネッセ(教育の大手の会社)の会員数であって。
久保田さんの体操イベントの参加者数ではなかったのです。
人間は、お金に困ったりすると弱くなる。何でも出来ることはしたくなる。
たとえ、それが悪いことだとわかっていても。
古今東西、騙す人というのは多いし無くならない。
だから、私はその点についてあまり責める気はないのです。
実害はたぶんそんなに大きくはなかったろうし。
それよりも。MCの大東萌さんは、彼の事を信じていたのに。
すごく傷ついたのではないかと心配だ。女心を推察してしまうと、辛い。
でも、一番、私がショックだったのは。
周りの方の反応。
私はブログに書き込みがあったもので、困惑して。狼狽した。慣れてないもん。
前から色々と相談ごとをしていた年上の男性の方に相談をし、
(この方は、ゲストのスピーカーの一人でもいらっしゃったからです)、
さらに、講演の主催者である男性の方にも相談を兼ねてご連絡をしました。
真摯に、問題だと受け止めて対応いただけなかったのです。
お一人の方は
「彼は日本であまり知られていないから。疑う人もいるのでしょう。
実際は、このビデオのように勝ち試合もしていることですから。
(と、久保田さんの過去の試合のリンクが貼ってあって)
そのうち落ち着くでしょう!サム・グレコさんが対戦に選んだ人物なんだから」
って。
主催者の方は、
「知らせてくれてありがとうね。」と、だけ。
くどいけれど。ショックだった。とてもお二人に好感を持っていただけに。
今も、尊敬できる素晴らしい方だと思っている事実は変わらないけれど。
私の中で、「何が、本当の優しさなのか?」
「本当の誠実さ、強さ、とは何なのか?」が、「ぐらっ」と、揺らいだ。
大人になると、いろんな辛さ、欺瞞や裏切りも体験するから。
人間はすれてくる。
最近、若い男性の方と会話した時。いかに自分が世間擦れしたか。
自覚をしてしまった。
若い彼は純粋で、まっすぐに見えた。手あかのついていないガラスの表面のよう。
でも。ウソで固めて、「そんなものさ」と、それで幸せという人生は送りたくない。
それが、私なのです。
(その2に続く)
=ジャスミン=
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コメント
【騒動を終わらせるのは久保田武蔵自身】
すべては“久保田武蔵から始まった”ものであり、騒動の原因はまさに彼自身の中にある。それにも関わらず、まるで第三者かと思わせるような発言や誰かに責任を転嫁する言動は異常としか言えない。
まず1月10日に「経歴詐称疑惑の問題に関しましては、改めてご報告いたします」と、久保田武蔵は自らのブログではっきり語っている。
しかし、その問題に触れるどころか、自身のFacebook上で「殺してーと脅された」「住所や車のナンバー晒された」「写真を撮られた」などと実に都合良く話を盛り、「だから怖くなって殻に閉じこもっていました」と言わんばかりに、被害者としての印象を工作し発信した。
更に、演劇の血糊のような鼻血写真、謎の外国人との2ショット、夕陽越しの背中のシルエット、英語のことわざの引用など、抽象的で曖昧な読み手の心理を撹乱するかのような更新劇。これらは周囲に対して失礼極まりない。
これでは余計に周囲の反感を買い、騒動が収まるどころか再燃するのは至極当然の話である。
ネット掲示板では圧倒的な批判の声に紛れて、「もう謝罪した」「もう終わったこと」との書き込みが見られる。
が、これがもし本人や関係者の自演の書き込みなら、反省どころかただ逃げているだけで誠意の欠片も無い。
彼は「もう謝罪した」「もう終わったこと」と“勝手に発言してる”だけで何も「謝罪はしてない」し、何も「終わって」はいない。
ここ数日のFacebook等の更新を見てると、久保田武蔵という人物が平気で自演する性格だということが広く知られてしまった。ネット掲示板の不自然な擁護意見が、久保田武蔵本人の自演だと言われても、反論するだけ虚しいだろう。
偽の肩書きで公金を動かし、人脈を作り、しかも大勢の子供たちの前で「世界四冠王者」「殿堂入り選手」を吹聴した罪は決して軽くはない。適当なごまかしでは絶対に許されない。
彼がもし本当の意味で騒動を収束させ再出発したいのであれば、嘘のない言葉で具体的に真相を語り、「経歴を偽っておりました。ごめんなさい」と誠意を込めた謝罪するほかないだろう。
久保田武蔵が、稀代の大嘘つきの印象を持たれたまま後ろ指をさされて生きていくのか、生まれ変わって人間らしい姿で笑って再起するのか、しっかりと見届けたいと思う
今日知り合いの会社のパーティーに久保田いたよ。
残念ながら反省してない。
総合格闘技4冠王者&日本人初の殿堂入りと紹介され、ベルト持って挨拶してた。
「年末の試合、残念でした。でも応援してます」と笑いを堪えながら話しかけると、「大丈夫。絶対実現させるから」だって。
全く反省していません、彼は根っからの詐欺師です。
爽やかな外見や雰囲気に騙されてはいけません。
TwitterやGoogleで久保田武蔵と検索してください。
本当の真実がそこにあります。
投稿: 白井局長 | 2013年2月15日 (金) 23時23分
<各界から自称世界王者・久保田武蔵への大変厳しいお言葉>
①二見社長(チケット&トラベルT-1代表取締役)
「結論、久保田武蔵は想像を超える馬鹿で空気の読めない人だった。小心者のクセにプライド高い。
ヤツは総合格闘技だけでなく世の中を舐めている。ビビって逃げるなら嘘なんてつくな!!周囲は呆れ返っている。」
②松本晃市郎(お笑いタレント・元総合格闘家)
「久保田武蔵はあまりにも空気の読めないヘタレ。真剣に格闘技をやればやる程、お前がやってきた罪がどれだけ重いかわかる。
嘘を認めないなら俺と闘って実力を証明してみろ。」
③キング・ミダラ(アマチュア格闘家・ブロガー)
「結論、コイツやっぱ格闘技やったことないわ。登山グッズを購入しただけの人が“無酸素単独でエベレスト登頂したぞ!”
と吠えているようなものだ。現実は甘くない。今回のようなケースは前代未聞だと思う。」
④塩崎啓二(総合格闘技レフェリー及びルールディレクター)
「久保田武蔵は格闘技を蔑ろにしている。格闘技選手は、自分の人生を賭けて、命懸けで身体を酷使し、その中で勝ち残り、コツコツと道場経営をしたり、
スポンサーを少しずつつけたり地道な努力をしている。彼はベルト片手に上手いこと人を騙してるだけで何もやってない。」
⑤内村世己(行政書士・特殊法務事務所所長・元プロ格闘家)
「久保田武蔵は『格闘技』の『チャンピオン』と言っています。つまり【真剣勝負の結果頂点に立った】と標榜しているわけです。
格闘技は積み重ねてきたことの答えが出る場所であり、そうでなければならない場所です。言ったもん勝ちでは許されない。」
⑥藤井陸平(総合格闘家・元パンクラス王者)
「な、なんなんだ!?なによこれ!? この人がMMAのベルトを4つ持ってるの? この久保田武蔵って人が自分でベルト作って巻いてるだけじゃないんですか!?
(バレなくてずっと)調子乗ってたんでしょうね!かわいそう!自業自得なんでしょうけど(呆然)
ベルト欲しかったら、練習して、実力で獲って、またやればいいじゃないですか。ねぇ?久保田武蔵さん?
どういうベクトルわかりまりませんが頑張ってください。どの道行くとしても万人受けってないと思うんです。アンチが出来たらもう立派なもんですよ」
結局、久保田武蔵は自分の疑惑について何ら反論もできず、経歴詐称について認めるかたちになりましたね。
坊主頭で手を合わせて謝罪のポーズの写真UPしてました。
悪事を働いたなら謝罪するくらいの潔さがあればまだ許せるものの、のらりくらりと誤魔化して逃げ出す始末。
日本の格闘技界は今後もずっとずっと久保田武蔵を見ていきます。
ベルトを自分で四つも作り、世界王者としてタレントまがいの仕事をする、虚言を吐き続けるということが、一生懸命働いてる人間や日々練習している格闘家に対してどれほどの冒涜なのか、その足りない頭で少しは考えてもらいたいものです。
以上。上の文章はネット上の書き込みです。コピペしました。
投稿: 白井局長 | 2013年2月15日 (金) 23時24分
昨日の書き込みに付け足しなのですが、是非とも知っておいてもらいたいので書き込みます。
私は10年以上日本の格闘技を見続けた一ファンです。
2005年あたりまでの日本格闘技界はバブルといいますか、非常に華やかで盛り上がりを見せていました。
K-1やPRIDEという団体を聴いたことがあると思います。
K-1はキック、PRIDEは総合格闘技(久保田武蔵が世界王者と法螺吹いていた分野です)で世界最大の団体でした。
まさしくあの当時は、世界の格闘技の中心は日本でした。
世界屈指の選手が日本に集結し、激闘を繰り広げる、これはファンとしてはとても嬉しいものでした。
しかし、2013年現在、この2つの団体は存在しました。
PRIDEは2007年、k-1は2012年に消滅、買収され、この世から消えてしまいました。
キックは欧州、総合はUSAに中心が移行しました。
投稿: 白井局長 | 2013年2月16日 (土) 10時23分
さて、ここからは総合格闘技のお話です。
USAに中心が移行したわけですが、その最大の団体に躍り出たのがUFCです。
このUFCはあの当時のPRIDE以上のレベルの攻防が今現在も繰り広げられ、日本での活躍の場を失った日本人選手(それも相当な実力者)が挑んでいますが、実に多くの選手が負け越しています。
例えていうなれば、日本のプロ野球で活躍した選手がUSAのメジャーリーグに挑み、目ぼしい活躍が出来ずにリリースされているという状態です。
それほど今の日本人選手にとって、世界のベルトを獲るということは困難なわけです。
日々練習に励み、道場やジムと家を行き来する単調で地味な日々を送りながら、必死に懸命に努力してる選手ばかりなのです。
そんな彼らでもUFCでは中々勝ち星をあげられない、更にはベルトに手が届いていないのです。
久保田武蔵は、総合格闘技で世界四冠、つまりは世界のベルトを4つも持っているわけですが(勿論、本人が業者に依頼したものですが)、そのような行為は日本の選手を大いに冒涜するものではないのでしょうか。
投稿: | 2013年2月16日 (土) 10時32分
UFCに参戦した日本人で唯一活躍できている選手がいます。
「岡見勇信」という選手ですが、UFCでの戦績も大きく勝ち越し、2年前には世界タイトルに挑戦するまでいきました(残念ながら負けてしまいましたが)。
今の総合の世界ではこの岡見選手が日本のエースであり、希望です。
久保田武蔵は12月の大会を周囲に潰された、と発言しています。
それはあくまで彼の詐欺行為や全く謝罪しない姿勢に過激なファンが騒ぎ立てたから、でしょう。
かりに、前述の岡見選手が日本で引退試合をするとなれば(まだまだ頑張ってほしいですが)、多くのファンが集まり、彼に声援を送ると思います。
また久保田武蔵の対戦相手だったサム・グレコは、K-1でアンディフグやピーターアーツと激闘を演じたトップファイターの一人です。
グレコのような世界トップ戦線で活躍した選手が、久保田武蔵の茶番劇、更には詐欺行為に加担させられてしまう、これもファンの怒りに油を注いだと思います。
投稿: | 2013年2月16日 (土) 10時40分
ブロガーさんは格闘技にあまり興味がないと思いましたので、少し説明させていただきました。
久保田武蔵のやっていることにどうしてネット上で避難されたのか、少しでもご理解して頂ければ幸いです。
最後までご静聴ありがとうございました。
投稿: 白井局長 | 2013年2月16日 (土) 10時43分
http://www.youtube.com/watch?v=EGlJGAPr6Eg&feature=youtube_gdata_player
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プロ選手から観た久保田武蔵へのコメントです。
一度ご覧になってください。
投稿: 白井局長 | 2013年2月16日 (土) 10時47分