他の言語を習うのは(『英語は逆から学べ!』)
先週、会社で受けた英語版の研修で、フィードバックのレポートを渡されました。
そしたら、「あなたは単語に自信がなくても果敢にチャレンジし、
堂々と皆の前で実演できています。グッドジョブ。
ただし、日本語で考えていて口に出してしまうから、英語で考えなさい。」
そう、書いてあった。がくっ、とは来たものの、確かにそう。声に出てました・・・
このあいだ、苫米地博士の本を読んでたら、
(『英語は逆から学べ!』 フォレスト出版)
「英語を勉強するのは、英語脳、つまり、バイリンガル脳になることだ」と、
書いてあった。同じことを言われちゃったんだよん。
そういえば。学生時代にイギリスへ旅行した時、一人の旅行だったもので、
毎日英語を使っていたのです。そしたら、ホテルに帰ってきたとき、
「あれ? 鍵はどこ?」って、英語で考えていることに気がついて。
なぜか、突然、疲れがどっと出た覚えが。
ご飯も、ロンドンは噂どおり当時はまずくって、ストレスで。
(今はオリンピックもあったことだし。どうなっているのかはしりませんが・・・)
初めての一人での海外旅行での緊張感とともに、妙によく覚えているのです。
英語を毎日・一日中使っている環境ならば、英語で考えるようになるわさ。
わりと最近まで、私はトルコ語を習っていました。
私よりも5歳ほど若い、水色のでかい目をした校長から、
「ジャスミン・ハヌム、あなたは異文化の立場から世の中を見たいから、
トルコ語を習い続けているのだろう」と。そう、言われたことがある。
(ハヌムは、「〜さん」です。男性なら「ベイ」)
英語圏の視点と、トルコ語の属するイスラム圏の視点は、驚くほど異なります。
経済を圧倒的な物量とスピードで牽引し、荒っぽい文化。
かたや、長年の文化の蓄積で生活がゆったりしていて、でも神の下では
バッサリと切られる峻厳なところがある文化。
いろんな見方を知っていた方が、人生は豊かなのだろうとは、思います。
とは言うものの。
その言語の脳を手にいれるのって、時間の投資が莫大だし、
どっぷりとその言語にひたる環境が必要だよなって。そう思ったのでした。
=ジャスミン=
| 固定リンク
「苫米地英人博士(ドクターとまべち)」カテゴリの記事
- 【再掲】苫米地のセミナーやサービスのご相談はお受けできません(2017.05.06)
- 【再再掲】苫米地のセミナーやサービスのご相談はお受けできません(2016.07.31)
- 胡散臭いといわれる苫米地英人氏の真実・彼の理論は正しいか(ビジネス心理学)(2016.05.01)
- 【再掲】苫米地のセミナーやサービスのご相談はお受けできません(2016.04.03)
- 苫米地のセミナーやサービスのご相談はお受けできません(2016.03.04)
コメント
ジャスミン、お久しぶりです☆
言語脳・・・すごく分かる。
ずっとその言語に入り浸ってるとだんだんそういう脳になってくるけど、すごい緊張感の中にいる感じだよねぇ(^_^;)
私の彼は時々、寝言でも日本語を使うようになってるので、すごいもんです。
投稿: SAT | 2013年1月30日 (水) 08時54分
SATちゃん、時々ブログ見てます。日々楽しそう。彼氏すごい☆ 日本語で寝言ですか。SATちゃんのレクチャーを毎日受けてますもんね。すでに彼は日本語脳の持ち主ですね。
投稿: Jasmine | 2013年1月30日 (水) 21時37分