日本買収計画(苫米地英人)
衆議院選挙が終わったので。ようやっとご紹介できます。この本。
「日本買収計画」 苫米地英人博士の最新刊。
私が政治の本の書評を書くと、長くなりがちなので。短くご紹介します。
日本の政治が停滞・混迷している原因をスパッと分析した上で、
ちゃんとプランを提示しているところが素晴らしい。
ネットがここまで発達した現在において、政治の形態も劇的に
変革してもよろしいんじゃないの、と。私にとっては、目からウロコでしたね。
刊行記念の動画はこちら。「反TPPと反増税」(3本立て)。
私の下手な解説より、動画見た方がはやいです。苫米地博士のすごさがわかる。
理知的で抑制のきいた、王道スピーチ。「うわあ」って感じ。
そうか、明治時代に日本は議会政治に移行したのだから。
100年以上たった現在、政治の形が発展した経済や、
発達したITネットワークに適応した格好に変わるのはむしろ当然だよなあ・・・と。
なるほど。
日本を買収するのは、選挙権を持つ私たち。
本の最後の方で、(珍しく)博士はわりと感情をこめて熱く語っていらっしゃる
ものだから。そこは、好みが分かれるところかもしれません。
著者のすごいところは、本当に行動しちゃうところです。
今回の衆議院選で、苫米地博士は北海道4区(小樽市・後志・札幌市手稲区)から
出馬しておりました。所属は新党大地(鈴木宗男さんの党)。
苫米地博士は11月中旬からの1ヶ月間、北海道に滞在、
1晩だけしか東京に戻らず。ずっと選挙活動に集中していらっしゃいました。
写真は雪の小樽駅。今回の選挙活動は吹雪の中で行われました。
激戦区なので、結果は惜敗率も低い状態で落選。
今回は自民党が圧勝でした。44%の票を自民党の中村氏が持っていった上に、
民主党の鉢呂氏とも票を取り合っていたわけです。
私は、実は博士の選挙事務所立ち上げの3日間だけ、お手伝いに行ってました。
以前から面識があった関係です。
写真は小樽の埠頭で行われていた「しゃこ祭り」の時のもの。
この時は晴れて暖かかったのだけれど、その後は連日雪で寒くなった。
私は会社の仕事があるので、公示の後は全くお手伝いできませんでしたが。
博士を慕っている「苫米地ワークス」(博士のセミナー)の卒業生の方達が、
長期滞在でサポートスタッフとして事務所につめていらっしゃいました。
衆議院選の期間中は特定の候補の応援にあたるコメントができないものですから、
今になってのご紹介となります。
そういう個人的な体験や思いを別にしても。
日本の政治に閉塞感を感じていらっしゃる方には、ぜひ読んでいただきたい本です。
解決策が具体的にわかって、未来に希望が持てる。
=ジャスミン=
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コメント
あらら、ジャスミンさん小樽にいらっしゃたのですか!友人がしゃこ祭りで博士の名刺もらってました。道民の私としては、新党大地なのになぜ北海道と地縁のないの人が・・・って思ったのですが、博士の祖父が小樽高商の校長で、参議院議員だったという縁があったことを選挙後に知りました。
画像よく見たら、私の職場の小樽支店が写ってますね^^
投稿: いるか。 | 2012年12月23日 (日) 13時02分
いるかさ〜ん、職場がバレますよ。この写真に写っている分だけで、よく分かりましたね!
わお、こういう地道な活動って、選挙で大切なんですね!思わぬところで接点&口コミが。ありがたや。
そうなんです。苫米地英人博士のお父さんが、小樽生まれの小樽育ち、小樽商大卒の生粋の小樽っ子。
博士のおじいさんの苫米地英俊氏が北海道1区の大物議員さんで、小樽高商(現在の小樽商大)の学長だったいうご関係です。
苫米地博士、スケートやスキーも得意なので、小樽港への凍った道を博士は「スタスタ」と忍者のように歩いて行きましたが、追いかける私達の方は「ヨタヨタ」でした。
しゃこ祭りでは、そこかしこで紫色のしゃこが、ピンク色に焼かれて販売されておりました。外身の殻が焼かれる美味しそうな香りがしてた。しゃこって、実は獰猛なんですってね。寿司で食べると美味しいですが。
投稿: Jasmine | 2012年12月23日 (日) 14時02分