フィレンツェのしっぺ返し(その4)
さて、翌日。
フィレンツェの2日目はオフの日です。自転車のランはお休み。
ジェームスさん、足が腫れてしまっています。
くるぶしから指の方まで内出血が広がっていたのだそうですから、かなりひどい状態です。
体をいたわり治療に専念するため、ずっとホテルから動きませんでした。
気の毒な。
写真はフィレンツェのドゥオモの正面。色とりどりの大理石の組み合わせが見事です。
女性陣は、朝から観光とショッピングにお出かけ。
ホテル・アンドレアはロビーでしかWi-Fiが使えませんでした。
その関係かどうかは知りませんが。ジェームスさんはロビーにいらっしゃる時間も多かったようです。
彼をご存知の方ならよくわかると思うのですが。
翌日になれば、ジェームスさんはまた自転車で走る気なんだろうなって・・・そう、私は思いました。
なにせ、ツール・ド・ヨーロッパ5,000で追突されて怪我しても、
「走ればいいんでしょ?走れば。」と、ゴールに向かって淡々と走り続けた人ですから。
(写真提供・Sちゃん)
翌々日。フィレンツェからボローニャへの山越え。
ジェームスさんは、やっぱり午前中の山登りに参加していました。
後ろから見てても、やっぱり右の足首が腫れてます。
午後に入ってすぐに下り坂ばかりの道に変わりましたから。
1,770メートルの登りのほとんどを、あの痛くて腫れている足で頑張っていたことになります。
キツかったろうなあ、と推察します。
写真はお昼休憩の場所からの眺め。峠に近いところ。(同じく写真提供・Sちゃん)
お昼ご飯後。ジェームスさんは大事をとって、自転車をキャンピングカーに入れてもらい、
サポート・スタッフの作業に従事。
7月は「成功の9ステップ」セミナーが控えているから。無理はできません。
残念だったし、さぞかし午後も一緒に走りたかったろうなあ、と思います。
その次の日のボローニャからヴェローナへの道も同じ。午前だけのラン。
女性陣はキャンピングカーから彼に応援してもらった他、
休憩時間には、怪我をしている箇所に軟膏を塗ってもらいました。
その他、水の補給、凍らせたタオルの配布 などなど・・・
ボローニャの山越えの日の夜と、翌日の夜は、食事は各自でとっておりました。
スタッフのグループが夕食の時、hironoさんと整体師のTさんがジェームスさんに、
「ジェームス。みんなの(就寝前の)マッサージ手伝ってくれない?お願い♡」と、頼みまして。
夕食後の寝る前の時間帯。女性3名のメンバが、1名ずつジェームスさんの部屋で、
マッサージを受けました。
名付けて、「ジェームス(悶絶)クリニック」開業。
ジェームスさん、マッサージもすごく上手らしいです。
私は今回、特に故障していた箇所が無いので、体験しておりません。
マッサージを受けた、その日同室のNちゃんにききましたら。
すごく上手だけれど、ものすごく痛かったらしいです。
「あたたたた・・・ジェームス痛い、何かつかまるロープみたいなものが欲しい〜」とうめきましたら、
「ロープがあったら、僕は別の事につかっちゃうよお。」とジョークを飛ばされたんだそうで。
(あら、お上手。)
Nちゃんは1日目に転倒し、二の腕が肩より上に上がらない状態になっていて。
最後の方は、さぞかし痛かっただろうなあ、と思ってみておりました。
Yちゃんも足にテーピングだらけでしたし。各メンバの体に負担がかかっております。
翌朝、Nちゃんの二の腕は肩よりちょっぴり上がるようになっておりましたので。
かなり、「ジェームス・クリニック」の効果はあったようです。
そんなわけで、今回走った女性メンバとスタッフは、
「普段はみんなにサポートされているジェームスが、逆にみんなをサポートする!」
という、珍しい姿を見ることができたのでした。
最終日のヴェローナからヴェネチアまでは、ジェームスさんは終日走り。
その日のランは、男性のツールド・ヨーロッパ5000なみに長い距離でしたので。
十分満足して、ジロ(自転車レース)を締めくくることができたとのことでした。
スタッフもメンバも、みんなジェームスさんのことが大好きですので。安心しました。良かったです。
いろいろ災難なこともあったジロです。それを乗り越えゴールしました。
きっと本件も、今後の講演会の話題にしてしまうんだろうな。ジェームス・スキナーさんは。
=ジャスミン=
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