ロバート・キヨサキ 日本講演（2012年５月）その１

2012年５月２０日、幕張メッセでロバート・キヨサキさんの講演会がありました。

正式名称は「ワールド・マネジメント・エキスポ2012」第１回　東京ビジネスフォーラムです。

19日には、ロバート・キヨサキさんとキム・キヨサキさん夫妻は講演をなさいませんで。

20日（日曜日）１日間だけの登場でした。

一言目は

「私は５世です。日本語を話すことができません。」から始まります。

（ご家族のルーツは熊本県なのだそうです。）

講演の内容は、まさに、「金持ち父さん・貧乏父さん」「キャッシュ・フロー、クワドラント」

の世界でした。（クワドラントとは、４分の一した円・弧のことらしいです。）

Eや S　のクワドラントから、 Bや I　のクワドラントへ移る方法、

つまりラット・レースから抜け出そう、というお話です。

ロバート・キヨサキさんは、午前のわりと始めのあたりで、こんな感じで現在の経済の状況をご説明。

「日本円に価値はありません。ダメ」　（なぜか、「駄目」だけが日本語）

「USドルは？どんどん価値が減少している。」と、そこで、懐から１枚ドル紙幣を取り出すと、

ライターで火をつけた！

会場は騒然。「どよどよ」してました。一種のショック療法なのだそうです。

その後、今のお金はFIAT MONEY （刷れるだけのお金で、名目紙幣）なのだから、

資産を守るためにコモディティを持つようにしましょう、といった話が後から続いておりました。

今回の講演では、短いビデオ映像も多用されておりまして。

９年前の講演より、やや煽る感じが強かったのではないかと感じました。

ちなみに、講演の途中、無料で1,000枚配られていたQRコード入りTシャツ。

QRコードの中身は、キャッシュ・フローゲームなどを紹介している

「金持ち父さん」のサイト

の中にある、新しいサイト（日本語）です。

（秋ごろから、キャッシュ・フローゲームのデジタル版などがUPされていくのだそうです。）

派手に、始めの２０枚ほどは、空気銃で「シュポーン」と発射されておりました。

ワイルドに空気銃を撃っていたのはキム・キヨサキさんです。

（結構、高いところまで飛ぶものなのですね。）

もう１つ配られていたのが、ビデオ映像が入ったUSBメモリ。

これは値段が高い席優先で、講演終了後に配布されておりました。

（USBメモリは、一般席の方にも抽選であたるほか、

中身の映像自体は、アンケート回答者全員に配布されるとのこと。）

何というか・・・やっぱり、アメリカ的な派手さを感じた講演でございました。

戦略的と言いますか。

続きは明日以降、ゆっくりUPいたします。

おやすみなさいませ。

＝ジャスミン＝