リッツ・カールトン大阪のシーザーサラダ(その2)
リッツ・カールトン大阪の1階スプレンディード。
出てきましたのはシーザーサラダ
店内では帽子をかぶったスーツのお兄さんがギターを演奏していらっしゃいました。
夕方から夜は弾き語りをしている時間なのです。
このシーザーサラダ。私は出されたとたん、違和感を覚えた。
なぜならば。上に鶏肉が「どんっ」と、のっているからです。
しかも、ご丁寧にベーコンと、サラサラとチーズまで・・・
「あれ?」
給仕いただいた若いお兄さんのHさんをつかまえて、きいてみました。
「つかぬことをうかがいますが、ジェームス・スキナーさんはベジタリアンだと
うかがっていました。その方のお好みのサラダと注文したはずなのですが、
やはり鶏肉がのっているものなのでしょうか?」
Hさん、しばしの躊躇ののちに、実に丁寧に曰く、
「スキナー様は完全なベジタリアンというわけではなく、
体調管理にあわせてその時の食事をアレンジされているようにうかがっております。
最近では、こちらのサラダの後、子羊のローストをおめしあがりになる、
ということが多いとうけたまわっております」
とのこと。
(ホテルマンのお兄さん、答えにくい質問をしてごめんなさい。)
「あれれ・・・?」
「成功の9ステップ」というジェームス・スキナーさんの著書を
お読みになったことがある方は、私が困惑、もとい混乱した理由が
お分かりになるかと思います。本は何年か前のものです。
あの本で、ジェームス・スキナーさんは
「肉を食べなくなったので、久々に食べると体調を崩した」とか、
「肉は家畜が死んでから食しているわけだから、それを本当に食べるの?」
云々と、さんざん肉食を叩いた上で、なおかつ「乳製品も推奨しない」とし、
つまるところは「ベジタリン」を推奨していたのですね。
肝心のサラダの味は、上品でいいんじゃないでしょうか。
シーザーサラダ好きの方にとっては、素材の味が出ているので、
とても嬉しいと思われる。
飾り付けがなんとも上品で。おつな感じです。パリパリ食感も良い。
出てきたこれまたおいしいパンと、このサラダを食べながら、
「人間とは、考え方が状況に応じて、変化していくものだ。
スキナー氏もきっとそうなのだろう!」と複雑な心境ながら、
事実を受けとめることにしたのでした。
現場百ぺん。
現場に行ってみないとわからないことって多いです!
(その3に続く)
=ジャスミン=
| 固定リンク
「ジェームス・スキナーさん」カテゴリの記事
- ジェームスさんとバッタリ(2015.05.09)
- 20分の瞑想(2015.05.07)
- 「7つの習慣」200万部セミナー(ジェームス・スキナー)(2015.02.01)
- ツールメンバー忘年会(2014.12.21)
- ジェームス・スキナーさんのDVD教材強し!(2014.12.14)
コメント