春の兼六園・その2
こんにちは。
先ほど、税理士試験講座の講義が終わりました。
4時間あったはずなのですが、集中していると、あっという間です。
頭を使うので、さすがにちょっと疲労します。
今週火曜日の朝方に兼六園にいきましたので、
あんまりメジャーじゃない部分の写真をUP。
石川門。兼六園の入口にありますが、ただ今工事中。
兼六園は、ものすごく人力がかかっておりまして。そのために入園料をとっています。
朝も早くからお手入れの作業員の方がたくさん、お仕事をされている。
なにげに、和風に見えるよう、道具なども和風のものをご使用。
その方たちの整備のたまもの、超・美しい苔。
コケです、見どころは。地面を見続けていると、ものすごい種類のコケが生えています。
星形のものが、とくにきれい。
園のどこかに、ゼンマイが、もにゅもにゅっと群生しているところがあって。
今年もゼンマイ、生えています。(写真で見えますかねぇ?)
ある年に見にいったら、50センチはこしているか、というゼンマイが
何本もまとまっていて、しかも芸術的に手入れされてて、
えらくびっくりした覚えがありますが。
奇怪かつ美しかったんですよ・・・今年は遭遇しなかった。
水が大きい池にはられていて、曲水がいたるところにあるのですが、
そこに伸びている松。唐崎の松。
兼六園は丘の上で眺望が良いので、下ったところに滝があります。
滝、見えますかねぇ?朝なので、逆光になってしまいましたが。
ここの池には、でっかい鯉がたくさん泳いでます。
兼六園は曲水の「かかっていてほしいところに、橋がある」
心にくいです。これは雁行橋。
皆がわたりすぎて、亀甲型の石が痛み、今は保存対象。
残念ながら、わたれません。
私はことじ灯篭の前のアーチ型の橋を渡らないと気がすまない。
妹は花見橋をわたりながら、水面にうつる夜桜を見るのが楽しみ。
知り合いは、栄螺(さざえ)山から霞ヶ池を見下ろすのが、たまらんと言ってました。
・・・それぞれの方にそれぞれの楽しみ方があるようです。
兼六園の曲水は、さらさらとデトックスな音がするお話を火曜日に書きましたが。
水の中に巧みに石を配置して、独特な音がするように工夫されているそうです。
いらっしゃいましたら、耳でも楽しんで下さいませ。
おまけ。
イグノーベル賞の研究対象。ヤマトタケルの像。
合金の割合により、カラスがよりつかぬ、不思議な像。
戦争記念碑なのですよ。明治記念之標。
「こんなところに、兼六園にそぐわないものたてるんじゃねぇ!撤去しろ!」と
一部(というか、多くの市民)の方々に不評だったのですが。
・・・まさか、あの科学的な賞の研究対象になるとは。市民はびっくり。
不評も少し和らぎました。(現金?)
ちなみに、真弓坂(香林坊・広小路方面)あたりから、
桂坂口(兼六園下交差点)まで戻るところ。茶店通り(江戸町通り)
園の外に茶店(料理屋さん)が並んでいて、
左側の蓮池門通り(いわゆるお堀通り)にも、大きな桜の並木が続き。
右側に並ぶ茶店の2階から、堀の桜を見下ろしながら、
夕方から花見酒をするのが、粋で通(ツウ)な遊び方らしいですが。
・・・生涯で1回だけ、会社の花見で行ったことがあります。和風です。
「めぞん一刻」のまんがで、主人公の五代くんが、この通りを歩いてました。たしか。
=ジャスミン=
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